皆さん、マイクの音質に悩んでいませんでしょうか?
最近、配信環境について聞かれることが多くなってきたこともあり、今日はオススメのマイクについて書いてみます。マイクの音質に悩んでいる人やこれから配信を始めようという人は参考にしてください。
ダイナミック・マイクとコンデンサー・マイク
まず、マイクは大きく分けて、ダイナミック・マイクとコンデンサ・マイクの2種類があります。ものすごいざっくり説明すると、ダイナミック・マイクは電源不要で丈夫、コンデンサ・マイクは電源が必要ですが感度が高いのが特徴です。諸説ありますが、配信には感度の高いコンデンサマイクのほうが良いかなぁと思うのでここからはコンデンサマイク前提で話を進めます。ダイナミック・マイクが欲しい人はとりあえず定番のSHUREのSM58 でも買ってください。
コンデンサーマイクを使用する場合には、以下の2パターンの選択肢があります。
- USB接続のコンデンサー・マイク
- コンデンサー・マイク+オーディオ・インターフェース
USB接続のコンデンサー・マイク
USB接続のコンデンサー・マイクのメリットは何といってもその手軽さです。PCにUSBで接続すればそれだけで使用することが出来ます。最近では、本体にミュート・ボタンなどがあるゲーム配信に適したモデルも出てきています。メジャーなところとしてはBlue YetiやAM310などがあります。これらのマイクは本体にボタンがあるためにマイクアームやポップガードとの相性はあまり良くなく、基本的に卓上に配置するケースが多いと思われます。なお、多くの人が最初に手を出すソニーのPCV-80Uというマイクがあるのですが、後から良いマイクが欲しくなるのであまりお勧めしません。ちなみに、FIFINEというブランドのマイクは安い割には音はかなり良いみたいです。コンデンサー・マイク+オーディオ・インターフェース
USB接続のマイクに比べると金額は高くなってしまいますが、機能や操作性ではこちらが上回ります。やはりマイクはあまり触りたくないものなので、マイクと離れたところにボタンやスライダーがあるのは非常に操作しやすいです。また、別入力の音をミックスしたりエフェクトをかけるなど様々な機能を利用可能です。オーディオインターフェースについては今回はあまり語りませんが、YAMAHAのAG03が鉄板といって良いでしょう。以下にオススメのコンデンサ・マイクを2つほど挙げておきます。
マランツ MPM-1000
とにかく、安くて高音質です。AT2020の半額で音質的にも問題ありません。費用を抑えたい人はこれにしましょう。
Audio Technica AT2020
自分が配信で使用しているのがこちらのマイクです。このマイクの音を聞きたい人は配信を見てください。マイクの作り、音質とも高レベルです。定番中の定番なので、とりあえずこれを買っておけば間違いはないといっても良いと思います。もし気に入らなくてメルカリで売ればそこそこの値段で売れるのも定番の強みです。音質的には割と低音を拾うので、気になる人はイコライザでハイパスフィルターをかけるとスッキリすると思います。
ちなみに、MPM-1000もAT2020もUSB接続のモデルがあるのですが、ミュート・ボタンがなかったりとゲーム配信用としては使い勝手が微妙なのであまりお勧めしません。
まとめ
長々と書いてきましたが、以下まとめです。- ゲーム配信するならコンデンサー・マイク
- 手軽さをとるならUSB接続のマイク。あまり安いのはお勧めしない
- オーディオ・インターフェースと組み合わせるならMPM-1000かAT2020を買っておけば失敗はしない。
配信を実際にする際には、イコライザやフィルタのかけ方のコツなどもありますので、そのあたりも今度記事にしたいと思います。
追記:FIFINEのマイクは2020年2月ごろは3000円だったのですが、現在かなり値上がりして6000円程度になっているようです。また、AT2020に関しても品薄で納期が1ヵ月程度かかるようです。
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