話題の配信サイトMildomについて考える その2 入室通知について

2019年11月23日土曜日

Mildom 配信

t f B! P L
どうも、ぶれおです。
話題のMildomですが、大手配信者の移籍も進み、ユーザーが着実に増えている印象です。自分も毎日のように配信していますが、徐々に人が集まるようになってきました。
今回はMildomの大きな特徴である入室通知について考えてみたいと思います。

◆入室通知とは?
Mildomでは配信をリスナーが開くと、入室を知らせるコメントが表示されます。初めてMildomを開いて、いきなり「XXXXさん、いらっしゃい!」と声をかけられびっくりした人もいるでしょう。コミュニケーションが促進されるので個人的にはありがたい仕様だと思っていますが、中には声をかけられるのが嫌な人もいるようです。そのため、Mildomではタイトルに「入室読み上げOFF」などと入室に関してはスルーするよ、とタイトルに明示している配信者の方もいます。(なお、設定で入室通知の表示をオフにすることはできますが、自分のコメント欄に表示されることがなくなるだけで、配信者や他のリスナーには表示されます。)

◆なぜ入室通知が嫌なのか
配信中に入室通知について意見をもらったのですが、

・挨拶されるのがムリ
・配信を見なくなる
・Mildom自体を使わなくなる
・ちょっと様子見するだけではなしかけられるのがイヤ
・挨拶されるとその後の会話を期待されていて辛い

等、批判的な意見がかなりありました。特に普段コメントを積極的にせずにラジオ的に配信を見ている層が入室通知についてはネガティブなようです。
(OPENRECでこの件について話をしたアーカイブがありますので興味がある方は御覧ください。)

◆運営がステルス入室の実装に消極的と思われる理由
少なくとも日本においては、入室がバレるのが嫌という人が一定数以上いるようです。
そこで、Mildom運営にステルス入室の機能を実装していただきたいと思いますが、おそらく簡単には行かないでしょう。なぜなら、Mildomは配信者とリスナー間のコミュニケーション、インタラクションを非常に重要視しているからです。配信者を評価する際にも再生数だけではなく、コメント人数、ギフト数などを考慮していることが、様々なところから読み取れますし、実際に配信者にもデータとして提供しています。

Mildomの管理画面

もしステルス入室を標準で利用可能な機能として提供すると、みんながこの機能をとりあえずONにしてしまう恐れがありますし、Mildomの理念に反する機能と言っても良いこの機能を実装するという判断はしにくいのかなと思います。

Mildomがステルス入室の機能を実装するのは、入室通知が日本では文化的に受け入れられず、そのまではMildomの普及を阻害すると判断された場合なのではないでしょうか。もしかすると有料機能として提供するというのが落としどころかもしれません、、、

※12/05のアップデートであっさりと入室通知のON/OFF機能が追加されました!!

◆挨拶されても気にしないで配信を見てほしい
自分としては、配信を見に来てくれた人には挨拶したいしですし、それによってコメントが盛んになることもあるので積極的に入室通知に反応していきたいと思っています。軽い気持ちで挨拶していますし、別に声をかけて反応がなくても特に何も感じないので、スルーしていただいても全く問題ありません。言いたいのは、声かけられるからという理由で配信を見なくなるのではなく、そういうものだと思って、気軽に見に来てほしいということです。

◆まとめ
以上入室通知について考えてみました。以下まとめです。

・入室通知が嫌な人はかなりいる
・ステルス入室機能を提供して欲しいけど、コミュニケーションを重視するプラットフォームの立場的に導入し辛いと思われる
・自分は声をかけるけど、気軽に見に来てね!

自己紹介

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40代リーマンです。OPENRECやMildomで配信をしています。ゲーム配信、ハゲ関連、株式投資などについての情報を紹介したいと思います。

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